Dangerous
ほくろ除去・イボ取りを自分で
行うのは危険
ほくろ除去とインターネットで検索すると、もぐさを使ってほくろ除去できるという情報や、エステでのほくろ除去、ほくろ除去クリームや家庭用のレーザー治療で自分でほくろ除去すると謳った商品が多数でてきます。
こうしたものは非常に危険で、国民生活センターが2009年4月に危害状況をまとめ情報提供を行っていますが、未だに被害は出続けています。
ネットの不確かな情報を鵜呑みにせず、お気軽に大阪梅田皮フ科スキンクリニックへご相談ください。
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もぐさでほくろ除去
お灸に使われるもぐさ。
そのもぐさの熱を利用して皮膚をやけど状態にしてかさぶたが剥がれるとほくろも取れるという方法としてインターネットででてきますが、やけどしたところでほくろが取り切れるわけではなく、やけどの跡が残ってしまうリスクがあります。
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ほくろ除去クリーム
もぐさと同様に、クリームによる化学反応によって皮膚にやけどの状態をつくり、ほくろ部分を焼き切るようなものですが、細胞を腐食する強力な作用があるものだけにリスクが高いです。
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家庭用レーザーペン
インターネットショッピングの商品に、家庭用レーザーペンでほくろ除去、しみ取りができると謳うものが安価な金額で出ていたりしますが、当然ながら海外製で安全性には疑問があり、ひどい火傷になって痕が残る可能性がありますので危険です。
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ほくろは、母斑細胞という色素細胞(メラノサイト)に似た細胞が集まったもので、生まれつきの先天性と後天性がありますが、原因は不明です。
ほくろ(母斑細胞)が皮膚のどの深さにできているかによって、境界母斑(真皮と表皮の結合部にできている)、真皮内母斑(真皮にできている)、複合母斑(境界母斑と真皮内母斑の混合)の3つの種類に分けることができ、ほくろの形状などによって主に4つの種類に分けられます。
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Miescher母斑
黒から茶色のドーム状に膨らんだほくろで、主に顔や頭にできやすく、年齢とともに色が薄くなって肌色に近くなることがあります。
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Unna母斑
黒から茶色のでこぼこと膨らんだ柔らかいほくろで、主に体幹にできやすくいほくろです。
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Clark母斑
黒から茶色の平らなほくろで、手のひらや足の裏も含め全身んできるほくろです。
中央がやや濃く、外側に向かって徐々に薄くぼんやりしており、楕円形になっていることが多いです。
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Spitz母斑
赤から黒色のほくろで、若い人にできやすい傾向があり形やサイズもいろいろです。
手のひらや足の裏も含め全身んできるほくろです。稀に急に大きくなることがあり、悪性のメラノーマと似ていることがあるので注意が必要です。
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イボは大きくはウイルスが原因のものと紫外線や加齢が原因でできるイボの
2つに分けられますが、たくさんの種類があり種類によって対処法も異なってきます。
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ウイルス感染によるイボ
大きくは、尋常性疣贅や尖圭コンジローマなどヒトパピローマウイルスが原因のものと、伝染性軟属腫ウイルスによる水いぼに大別されます。
ウイルス性のイボは、スキンケアと皮膚の免疫力を高めることが大切ですが、完全に予防することは難しく、外用薬や内服のほか液体窒素で凍結するなどの方法があります。
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紫外線や加齢が原因で
できるイボ
紫外線や加齢が原因のイボも大きく分けて2つあり、老人性イボといわれる脂漏性角化症と、首イボや中年イボと呼ばれる軟性線維腫です。
老人性のイボは長年の紫外線や皮膚の老化が原因で、南西繊維腫は衣服の擦れなどが原因です。これらの治療には、電気メスでの切除やレーザー、液体窒素などの方法があります。
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